神社・仏閣の建築は、長い歴史を誇ると共に、現代の技術を持ってしても容易ではなく、一般住宅を建てるのにノコギリも必要ないとも言われる昨今の建築業界において、いまだに人の手による高い技術力を必要とします。
社寺を建築するため熟練した技が求められる「宮大工」は、一人前になるまで長い年月を要します。そのため宮大工を目指す人は現在の世の中において多くはありません。
約1.500年に及ぶ日本の建築の歴史は、人と木の歴史。日本各地に残る歴史ある建物は、日本という国のアイデンティティを存続させていくという意味においても、後世に残していく必要があると考えます。
文化的側面や宗教的側面からも神社・仏閣というものは無くなることはないと考えます。したがって宮大工という職業が今後も求められ続けることには変わりはありません。
吉田建築工房株式会社が目指すものは、宮大工の伝統技術と日本建築を引き継ぎ、次世代への橋渡しをすること。宮大工という職業がこれまで以上に憧れられる未来を、一緒に創造していきましょう。