私たちについて

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吉田建築工房株式会社

倭の技を今に受け継ぐ。

弊社吉田建築工房株式会社は、昭和元年に吉田建設として、古代九州で唯一「神郡」と定められた歴史ある宗像市で誕生しました。

創設者である、吉田猪走(いそう)は、1932年(昭和7年)世界遺産である沖ノ島の「宗像大社沖津宮」社殿の改修・修復の際に海を渡った宮大工の一人でもあります。

以来約90年という永きの間、弊社は、木の持つ「優しさ」「温かさ」に加え「力強さとしなやかさ」を活かした建築を一貫して目指して参りました。

また、古来より伝わる日本の伝統建築の技術を今に伝え、設計から施行・管理までを一元的に行なう事の出来る全国的にも数少ない神社仏閣専門の建築会社であると自負しております。

企業活動を通じて、お客様と二人三脚でより良い建築物を造り上げ、皆様と感動や喜びを共有していくこと、そのための努力や向上心を持って仕事に取り組むこと、そして古き伝統を守りつつ、新しい時代へ技術を継承していくこと、それが私たちの使命だと思っております。

ご挨拶

吉田建築工房株式会社 代表取締役 吉田 潤

吉田建築工房株式会社 代表取締役 吉田 潤

先人より受け継いだ匠の技を、次の世代へと伝える架け橋となる。

今から1,400年以上も昔、日本独自の宗教、神道に加え、中国より仏教が伝来しました。
仏教と共に招かれた仏工・造寺工が、日本人に建築技術を伝え、それを日本の風土や文化に合わせ、知恵を絞り、長い時間をかけて独自に発展させたものが、現在にも伝わる日本の伝統建築のルーツとなっています。

しかし21世紀の現在、先人に様々な知恵と技術を教えた中国では、寺院建築専門の大工は絶えたと言われています。
また私たちの国、技術立国と呼ばれる日本も様々な理由により、宮大工をはじめ古来より伝わる伝統技術を継ぐ後継者が不足しているという問題を抱えております。

吉田建築工房株式会社は、日本の伝統建築における技術、匠の技を如何なく振るい、これまでに数々の神社仏閣・一般住宅を手がけてまいりました。
今後もさらに技術の研鑽を重ねるとともに、次代に繋げる後継者の育成に力を入れ、社寺建築をはじめとする日本建築を守り抜いていく所存です。