高野山に現存する瑜祇塔をもとに吉田建築工房第二代目の二級建築士:吉田義仁が丁寧に一筆で手掛けました。
実際に現地に行き、基壇や亀の石は特注で中国の大連から、材木は台湾から仕入れました。
大きな木材から匠の技術で宮大工が丁寧に手作業で造作していきます。
杭が建築物を支えることができるほど地盤深く「支持地盤」まで杭を築造します。
建物を支える基礎をしています。
鉄筋コンクリートでつくられ、底盤(ていばん)や立上り、地中梁(ちちゅうばり)、杭などで構成されています。
大連から搬入した石を基礎に貼っていきます。弊社の自慢でもある左官さんが一枚一枚丁寧に手作業で仕上げていきます。
基礎コンクリートの上に土台や大引を設置していく作業です。この土台敷きやこのあとの構造部分は骨組みとなる大変大事な工程になります。
大工作業で柱や芯柱を納めるために徐々に軒下まで高く足場を組んでいきます。
宮大工により匠な技術で組立てを行っています。
一層と二層の間にある亀腹(曲線壁)の造作を行なっています。
現場で取り付ける前に仮組みをし、微調整を行ってます。
社寺建築の伝統技術を遺憾なく発揮した三手先組です。各斗組は一つ一つの角度が異なっており宮大工が手作業で作っています。
1番重要な屋根造作です。二層からの軒先の出がかなりあり、軒先を保たせる重要な桔木も数多く収められています。
瓦職人が巧みな技で瓦葺きを行なっています。
相輪は真鍮金箔使用で四方の相輪は250kg棟相輪は350kgあります。
二層の高欄を取り付けています。地覆、平桁、架木を宮大工の技術によって綺麗な曲線を描いています。
左官の高度な技術で曲線の下地に沿って漆喰塗りを行なっています。
左官による漆喰塗り。壁は全て曲線と、高度な技術を必要とされます。
宮大工の技術を活かした内陣折上げ格天井、外陣の格天井。
基壇高欄。宝珠柱など宮大工が手作業で丸く造作し、真鍮金箔擬宝珠を取り付けます。
塗装工事 外部内部を塗装して仕上げになります。
完成